2019年3月19日火曜日

2019年3月18日(民数記26)

今日の通読箇所:マルコによる福音書3:1~19、民数記26、詩編91

民数記26;
民数記も第26章に入り、ずいぶんと時間が経ってきたようです。これから約束の地に入っていくにあたって、再び、人口調査が実施されました。新しい世代が、調査されたのです。第一章の人口調査よりも、もっと丁寧に書いています。個人名がこちらの方が多いのが一つの特徴であると思います。変わらないところは、12部族別に数えられているところ、あるいは細かい数字の違いはあれどどちらも約60万人であったことも共通しています。
民数記をここまで読んできましたが、何度も繰り返し、人々が神様に不満を漏らし、信じることをせず、神様の怒りを招いてきました。偵察隊の出来事の結果、最初の人口調査で数えられた出エジプト第一世代は、皆、旅の途中で死んでしまい、この人口調査には含まれていません。63から65節にそのことが書かれています。
最初の世代は皆地上の生涯を終えたけれど、もう一度数えたときにほぼ同じ人数であったということは、不思議なことです。しかしそれは、不思議な、神様の憐れみの御業であると思います。私たちは罪深くて不信仰だけれども、それでもなお神は私たちのために準備した祝福をキャンセルしてしまうようなことは、なさらないのです。
第二の人口調査の新しい要素は、「これらの人々に、その名の数に従って、土地を相続地として分配しなさい」と、神様の新しい恵みを頂くための土台になっているところです。土地が、人口調査に基づいて分け与えられていくのです。これもまた、神様の憐れみではないでしょうか。本当なら、人口調査は一回で十分なはずでした。世代を変えて再び人口調査をしなけばならなかったのは、私たちの罪のためです。しかし、それさえも、ご自分の深い恵みを届けるための手段として用いてくださるのです。
ですから、私たちは、今日ひたすらに神様の憐れみを求め、主イエス様の赦しの御言葉の前から、もう一度新しくされていきたいと願います。

2024年4月26日の聖句

神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。(コヘレト12:13) (イエスの言葉)「第一の戒めは、これである。『聞け、イスラエルよ。私たちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の戒めは...