2022年7月1日金曜日

2022年7月1日の聖句

主よ、振り向いてください。私の魂を助け出し、慈しみによって、お救いください。(詩編6:5)
イエスは振り向いて、この女を見て言われた。「娘よ、元気を出しなさい。あなたの信仰があなたを元気にした。」その時、女は元気になった。(マタイ9:22)

ある指導者が主イエスのところにやって来て言いました。「私の娘がたった今死にました。でも、お出でになって手を置いてやってください。そうすれば、生き返るでしょう。」それで、主イエスが父親と一緒に娘のところへ向かって行かれた。今日はその途上での出来事です。
12年間出血の止まらない女がいました。彼女は指導者の娘のところへ行くために進んでおられた。そこに女が後ろから近づいて、衣の裾にそっと触れたのです。「この方の衣の裾に触れさえすれば治していただける」と思ったのです。彼女がイエスの衣に触れた時、イエスが振り向いて彼女に言われます。「娘よ、元気を出しなさい。あなたの信仰があなたを元気にした。」するとその時、女は元気になりました。
この女は、12年間出血が止まりませんでした。女性特有の病気です。肉体のつらさに加えて、社会の中で差別される病気でもありました。それで、正面から堂々とイエスさまの前に出て、あの父親のように、「手を置いてください」とお願いすることができなかったのかも知れません。後ろから近づいた時、主イエスの衣にさえ触れればいやして頂けると信じて手を伸ばした時、彼女はどういう思いだったのでしょうか。
「主よ、振り向いてください。私の魂を助け出し、慈しみによって、お救いください。」主イエスさまは、後ろからそっと衣の裾に触れた手に気づいてくださる方です。その指先に込められた祈りや言葉にならない呻き、「助けてください」という声に気づいてくださる方です。必ず主イエスは振り返って、私たちに御言葉をかけてくださいます。「娘よ、元気を出しなさい。あなたの信仰があなたを元気にした。」
今日も、この祈りの時に主イエスさまの祝福と恵みがありますように。心から祈っています。

2024年4月29日の聖句

主は正しい。私は主の口に逆らった。(哀歌1:18) ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、「子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい」と言った。兄は「いやです」と答えたが、後で考え直して出かけた。(マタイ21:28~29) 今日の新約の御言葉は、主イエスの譬え話です。二人...