2023年9月24日日曜日

2023年9月24日の聖句

今週の聖句:
キリスト・イエスは死を無力にし、福音によって命と不死とを明らかに示してくださいました。(2テモテ1:10b)

今日の聖句:
隣人を自分のように愛しなさい。私は主である。(レビ19:18)
旅をしていたあるサマリア人は、その場所に来ると、傷負った人を見て気の毒に思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。(ルカ10:33~34)

このサマリア人の前に祭司とレビ人が同じ場所を通っていました。彼らはけが人を見ても無視して先を急ぎました。その理由について、主イエスは何もおっしゃっていません。説明するよりも、私たちに自分のこととして考えてもらいたい、と主イエスは期待なさったのかもしれません。そして、三人目にやって来たサマリア人だけがけがをした人を気の毒に思い、助けました。サマリア人だけが憐れみを示した。隣人を愛したのです。
サマリア人は「隣人を自分のように愛しなさい」という条文に従おうとしたのではありませんでした。誰かが見ているかも知れないと、彼を見捨てたら悪く言われると心配をしたのでもありませんでした。ただただ、怪我をした人を見て気の毒に思って。それだけです。言うなれば、律法が内面化していたのだと思います。心に植え付けられた御言葉が彼を突き動かし、気の毒な人を放っておけなかった。そうやって御言葉に耕される憐れみが心の中に溢れて、どうしてもそうしないわけにはいかなかった。それだけでした。
サマリア人のこの内発的な動機こそが人を愛するということなのだと思います。本当にこういう人でありたいと心から願います。神様はきっとその祈りを聞いてくださって、聖霊が私たちの内で働き、内発的な憐れみの心を突き動かしてくださると信じます。キリストが私に向けてくださった憐れみの心を私の心としてください、と祈る者でありたいと願います。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...