2023年4月26日水曜日

2023年4月26日の聖句

再び、喜びと歓喜の歓呼、花婿と花嫁の声、そして「万軍の主に感謝せよ、主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と叫ぶ者たちの声を聞くようになる。(エレミヤ書33:11)
実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。(テトス2:11)

今日の旧約の御言葉は、エレミヤ書に書かれた言葉だということに注意を払いたいと思います。エレミヤ書はユダの国が崩壊していく時代の預言者です。祖国がめちゃくちゃになり、皆が悲しみの底に沈んでいくような時代に、神さまの御言葉を語っていました。ユダの国の人々だけではなく、エレミヤ自身、本当に辛い思いをたくさんしながら活動した人物です。

今日の箇所の直前の10節にはこのように書かれています。
主はこう言われる。あなたがたが、「ここは廃墟で人も獣もいない」と言っているこの場所に、荒れ果て、人も住民も獣もいないユダの各地の町やエルサレムの巷に、再び声が聞こえるようになる。

ユダは既に滅亡し、エルサレムの都は廃墟になっている。かつて聞こえた賑わいも、あの日の人々の往来ももはや見る影もない。ところが、そのような目の前の現実に抗うようにして預言者は言います。「再び、喜びと歓喜の歓呼、花婿と花嫁の声、そして『万軍の主に感謝せよ、主は恵み深く、その慈しみはとこしえに』と叫ぶ者たちの声を聞くようになる。」再び、喜びの声が聞こえるようになる。花婿と花嫁の声、喜び祝い、楽しむ越え。そして、主を賛美し、礼拝し、祈る声が響くようになる。預言者は、そのように回復の言葉を語ります。

「実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。」あの預言者エレミヤの預言は、成就しました。悲しみの中に喜びを、破滅のただ中に救いをくださった方がおられるのです。「実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。」私はよくこの御言葉はクリスマスの礼拝への招きの言葉として読みます。すべての人々に救いをもたらす神の恵み。主イエス・キリストという神の独り子、揺るぎない神の恵みが現れた。私たちを救ってくださる方。私たちの平和。私たちのための神の愛。ここに、すべての人々のための救いがある。聖書はそう宣言します。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...