2023年8月11日金曜日

2023年8月11日の聖句

神は闇にあるものを知り、光が御もとに宿ります。(ダニエル2:22)
光は闇の中で輝いている。(ヨハネ1:5)

聖書を読んでいて、「そうは言っても現実は」と思うことはないでしょうか。そういう言い訳をするときに私たちが前提にしているのは、神様は私たちの現実をご存じないということです。もっと言えば、私たちは神様のあずかり知らない領域で生きているということです。「光は闇の中で輝いている」といったとき、その光は「建て前」に属することであって、私たちの現実の「本音」とは区別をされることになってしまう。そうすると、信仰というのはとても非現実的なものになってしまいます。
しかし、聖書は言います。「神は闇の中にあるものを知り」。神様は、私たちなんかよりも遙かに深く闇をご存じです。闇も神がお造りになったものだからです。この事実に驚いたある旧約の信仰者は言いました。「『闇は私を覆い隠せ。私を囲む光は闇となれ』と言っても、闇もあなたには闇とはならず、夜も昼のように光り輝く。闇も光も変わることがない。(詩編139:11,12)」私たちが闇と思っているものなど、神様の御前では光と変わることがない。私たちが神のあずかり知らぬ領域、神とは関係のない本音、神のあずかり知らぬ現実と思っているものも、神さまの御手の内にあります。そして、そうであるからこそ私たちは信じているのです。「光が御もとに宿ります」と。
「光は闇の中で輝いている。」本当に、そうなのです。主イエス・キリストという光はこの世界がどんなに暗く、どんなに冷たく、どんなに絶望的な闇に閉ざされていても、その中で輝いています。この私がどんなに悲惨な罪の闇の中にうずくまっていても、キリストの光はなお私を照らしている。この光の中に生かされていることを、今日、信じましょう。闇から光を生み出す神の言葉が私たちの内に響いています。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...