2023年8月23日水曜日

2023年8月23日の聖句

私は、主が私たちのためになしてくださったすべてのことの中に、
主の恵みと主の誉れとを思い起こそう。(イザヤ63:7)
あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました。(1ペトロ2:3)

主が私たちのためになしてくださったすべてのこと。それを思い出して主の恵みを数えよう、と言います。私たちに今日も命が与えられていること、主イエス・キリストを今信じ、仰ぎ、祈っていること。キリストの福音に生かされていること。それら一つひとつが主なる神様の恵み深いお取り扱いです。「私は、主が私たちのためになしてくださったすべてのことの中に、主の恵みと主の誉れとを思い起こそう。」自分の歩みを振り返り、そこにある神の恵みを数え、主の誉を仰ぐというのはなんと幸いなことでしょう。
心配や悩みがあると、なかなか主の恵みが見えなくなってしまうこともあるかも知れません。しかし恐れや不安を数えるのではなく、主の恵みや愛を数えたい。事実として、今神が私たちを愛し、生かしてくださっているからです。
「あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました」とあります。この御言葉は、私たちの教会ではしばしば聖餐を祝う礼拝の招きの言葉として朗読されます。主の恵み深さを、私たちは味わっている。味わうことによって知っている。五感を総動員して、私たちは神の恵みを思い起こします。
テレビや何かでお笑いの人を見ていると、よくもそんなに毎日の生活の中に面白いことが起こるものだと感心してしまいます。日常の一コマを面白おかしく話してみせます。しかしよくよく考えてみると、彼らに特段おかしなことが起きているのではなくて、日常で起こったことをキャッチする感性が鋭いのかもしれません。同じことが起こっても、それを「笑い」として受け止め、言葉にする力がある。私たちは神の恵みに対する感性が磨かれているでしょうか。毎日の生活に潜む神の愛を感じ取り、言葉にすることができているのでしょうか。
神の恵みを指折り数える一日を、今日過ごしていきましょう。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...