2023年11月16日木曜日

2023年11月16日の聖句

私は自分の民と永遠の契約を結ぶゆえに、彼らに対して善きわざをなすのをやめることはない。(エレミヤ32:40)
神は独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、私たちが生きるようになるためです。ここに、神の愛が私たちの内に現されました。(1ヨハネ4:9)

私の小さな趣味は野球観戦です。シーズンがすべて終わって、今はストーブリーグの季節を迎えました。つまり、チームの選手が戦力外やトレード、フリーエージェントなどで移動する時期です。先日、あるチームと三年間の長期契約を結んでいた選手が契約二年残して途中で破棄して別の球団に移籍することになったとニュースになりました。野球選手と球団との契約であれば、年俸はいくらだとか、どういう活躍をしたら出来高がいくら付くかとか、その他の労働条件だとか、多岐にわたって細かく決められていることでしょう。しかし場合によっては、途中でどちらかから破棄されることもあるようです。
私たちに身近ないろいろな契約があります。売買契約、賃貸契約、雇用契約、その他様々。契約には始まりがあって、やがて終わりがあります。どんなに会社を愛し、会社もその社員を必要としていても、いつかは退職する日が来ます。借りたものはいつかは返すし、買ったものも手放すときが来るでしょう。どんなに長い契約も、当事者が亡くなればそれで終わりになります。契約には、始めも終わりもある。
ところが、神様が私たちと結んでくださった契約は、そうではないのです。「私は自分の民と永遠の契約を結ぶ」。永遠の契約です。神様の契約は永遠であって、途中で破棄されることがない。いや、私たち人間は、何度も何度も契約を裏切り、中途破棄し、契約を台無しにしてきました。ところが神様はご自分が結んだ契約を永遠の契約とし、初めはあっても終わりはないものとしてくださった。
永遠の契約は、イエス・キリストによって余すところなく私たちに示されました。「神は独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、私たちが生きるようになるためです。ここに、神の愛が私たちの内に現されました。」キリストという神から伸ばされた手は決して変更されることなく、なかったことにはされないのです。神の私たちへの契約は、永遠です。
神は私たちにしてくださる善きことを決してお止めにはなりません。主イエス・キリストによって示された神の愛は決して変わることがありません。神様の永遠の祝福の中に、私たちは今日も生かされているのです。

2024年5月9日の聖句

主は彼らに喜びを与えられた。(エズラ6:22) いつも喜んでいなさい。(1テサロニケ5:16) 復活の主日から40日目の今日は、主の昇天を祝う日として覚えられています。主イエス・キリストは、弟子たちの見ている前で天に昇って行かれたと聖書に書かれています。キリストは天に昇り、神の右...