2024年2月29日木曜日

2024年2月29日の聖句

私は主に信頼しているのだ。
なのにどうしてあなたがたは私に言うのか
「鳥のように山へ飛んで行け」などと。(詩編11:1)
自分の確信を捨ててはいけません。この確信には、大きな報いがあります。(ヘブライ10:35)

「鳥のように山へ飛んでいけ。」私たちになじみの深い日本語で表現すれば、尻尾を巻いてとっとと逃げろ、といったことでしょうか。早くどこにでも行け、ここから立ち去れ。そのようになじられ、追い出され、居場所を失った悲しみが込められた言葉です。誰もが、何らかの形で経験したことのあるさみしさ、心細さ、屈辱的な思いではないでしょうか。いるべき場所を失い、役割を失い、人との関係を断たれる悲しみ。「鳥のように山へ飛んでいけ。」
今日与えられているもう一つの御言葉、新約の御言葉はこのように言います。「自分の確信を捨ててはいけません。この確信には、大きな報いがあります。」神が報いてくださる。だから、試練の中で踏みとどまれ、と訴えます。神を見上げているからです。
先ほどの詩編第11編でも、もう少し読み進めるとそういう言葉が出てきます。「主は聖なる宮におられる。主はその座を天に置かれた。その目は見つめる。そのまなざしは人の子らを調べる。」神が見つめていてくださることに信頼するから、人々のはやし立てるような声には惑わされない。
私たちが経験するいろいろな人間関係の中での悲しみや苦しみ、やるせない思い、そういう一つひとつの思いを、神が知っていてくださいます。神が報いてくださいます。私たちのために忍耐を貫いた主イエス・キリストを一心に見つめて、今日の一日も生きていきたいと願います。

2024年5月9日の聖句

主は彼らに喜びを与えられた。(エズラ6:22) いつも喜んでいなさい。(1テサロニケ5:16) 復活の主日から40日目の今日は、主の昇天を祝う日として覚えられています。主イエス・キリストは、弟子たちの見ている前で天に昇って行かれたと聖書に書かれています。キリストは天に昇り、神の右...