2016年11月17日木曜日

詩編第43編「外なる光に目を向けよう」

42編から続いて一つの詩編を構成している。その長い詩編に非常に多く登場する言葉は「わたし」である。耐えがたい渇望の中、この詩編作者の目は自分に向いている。「あなたはわたしの神、わたしの砦。なぜ、わたしを見放されたのか。」もはや自分の渇きしか見えないほどに。しかし、34節に光を見る。「あなたのまことの光を遣わしてください。」自分に向いていた目が、自分の外におられる神に向くとき、そこに光があることに気付く。

2025年7月1日の聖句

7月の聖句: 何事も思い煩ってはなりません。どんな場合にも、感謝を込めて祈りと願いを献げ、求めているものを神に打ち明けなさい。(フィリピ4:6) 今日の聖句: たとえこの身も魂も衰えようとも、そうであっても、神よ、あなたは常に私の心を慰め、私の一部。(詩編73:26) (先見者ヨ...