2017年5月25日木曜日

詩編第70編「人間関係に悩む者の祈り」


人間関係に悩む者へのアドバイスとして聞いたことがある。夜の祈りの具体的な勧めであった。あなたを傷つける人を思い出して、その人を思いながら使徒信条を唱える。一つひとつを、神がこの人のためにしたのだと確認をするのだ。この詩編の祈り手は人間関係に悩み、激しい言葉を口にしている。しかし、彼の逃れ場は主なる神であった。早く私を救ってくださいと神に祈る。神の歴史を貫く大いなる救いを仰ぐとき、神の助けに気付く。

詩編第119編89から96節「神の言葉に果てはなし」

「あなたの律法を楽しみとしていなければ、この苦しみにわたしは滅びていたことでしょう。」苦しみから私を救ってくださったのは、あなたの律法。そう告白する。苦しいときの神頼みという言葉が批判的に言われることがあるが、もっと深刻なのは「苦しいときの神離れ」だ。苦しみの時にこそ、思いと心...