2019年8月25日日曜日

2019年8月25日(ネヘミヤ記12〜13)

今日の通読箇所:コリントの信徒への手紙二7、ネヘミヤ記12~13

ネヘミヤ記12~13;
ネヘミヤたちは完成したエルサレムの城壁を神様に奉献しました。城壁には、エルサレムに住んだり、エルサレムに礼拝に来たりする者の安全を守るという役割があります。しかす。しかしネヘミヤたちはこれを自分たちだけのものとは考えませんでした。だから、神様に献げたのです。神に献げ、神がこれをご自分のものとしてくださるように、という信仰の願いが込められています。
教会堂が建ったときにも、献堂式をします。この礼拝堂が自分たちだけのものではなく、神に献げられた神さまご自身のものであり、神様の御心のために用いられますようにと祈りつつ、献堂式をいたします。教会堂だけではなく、例えば私たちが住む家が建ったとき、新しく借りたとき、あるいは車でも洗濯機でも靴でも洋服でも、それを献げる祈りをしてから使い始める、ということは事柄にふさわしいと思います。
ネヘミヤたちは心を込めて礼拝をしました。神を賛美し、祈りました。「その日、人々は大いなるいけにえを献げ、喜んだ。神が大いなる喜びを彼らにお与えになったのである。女も子どもも共に喜び、エルサレムの喜びは遠くまで響いた(12:43)」。このネヘミヤ記の一つのキーワードは、喜びなのではないかと思います。廃墟の中で、やっと建った壁を見つめながら、彼らは聖書の言葉に耳を傾け、共に心を一つにして神を賛美して、喜びました。喜びを神に献げました。外面的にはまだまだ荒廃しています。生活は困難です。邪魔する者もいました。もしかしたら、あまり喜べるような状況ではなかったのではないかと思います。しかし、それでも喜んで神を礼拝し、神を賛美しました。神を礼拝することこそが、信仰者の力であり、喜びの源であるからです。それは誰の手によっても奪うことはできません。この喜びに、私たちも招かれています。

2024年4月19日の聖句

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