2020年10月13日火曜日

2020年10月13日(ペトロの手紙一4)

ペトロの手紙一4
「万物の終わりが迫っています。それゆえ、思慮深く振る舞い、身を慎んで、よく祈りなさい。何よりもまず、互いに心から愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。」

生きるというのは、簡単なことではないと思います。いろいろな困難があります。ことに、キリスト者として生きるというのにはさまざまな艱難があります。
「かつてあなたがたは、異邦人の好みに任せて、放蕩、情欲、泥酔、馬鹿騒ぎ、暴飲、律法の禁じる偶像礼拝にふけってきましたが、もうそれで十分です。あなたがたがもはやそのような度を超えた乱行に加わらないので、あの者たちは驚き怪しみ、そしるのです。」神を信じるから受ける苦しみには、付き合いが悪いから受けるそしりがあります。キリストに従うために、いわれなき誹謗中傷を蒙ることもあるではないでしょうか。
ペトロはそういう苦難をキリストの歩みの中に位置づけます。「キリストは肉に苦しみを受けられたのですから、あなたがたも同じ心構えで武装しなさい。」キリストご自身の歩み、そしてキリストがお受けになった苦しみに自分の苦しみの現実を重ね合わせることによって、私たちは今この時を生きることができるのです。
キリストに従って私たちが生きていくときにいちばん大切なこと、すなわちキリストご自身が大切になさっていたこと、それは「互いに心から愛し合いなさい」ということだとペトロは言います。三年間、主イエスと共に寝食を共にし、その言葉をいちばん近くで聞き、主イエスがなさる振る舞いをつぶさに見、ついには裏切り、しかし赦された男の言葉です。誰よりもよくキリストの愛を知り、キリストに愛されて今生きている人間が言います。「互いに愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。」私たちは、そうやって愛され、多くの罪を覆って頂いたから今生きている。だからこそ、互いに愛し合おう。ペトロはそう呼びかけます。
今日一日の私たちの歩みを、主イエス・キリストの愛が導いてくださいますように。そして、「栄光と力とが、世々限りなく神にありますように、アーメン。」

2020年10月22日(ヨハネによる福音書4:1~30)

ヨハネによる福音書4:1~30 「主よ、あなたは汲む物をお持ちではないし、井戸は深いのです。どこからその生ける水を手にお入れになるのですか。」 サマリアの女と主イエスとの対話です。生ける水を与えようというイエスの言葉をいぶかしく思って、彼女は問いただしました。「主よ、あなたは汲む...