2021年6月20日日曜日

2021年6月20日(箴言3:1~20)

箴言3:1~20
心を尽くして主に信頼し
自分の分別には頼るな。
どのような道を歩むときにも主を知れ。
主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。
自分は知恵ある者などと思わず
主を畏れ、悪から離れよ。
それはあなたの体の癒やしとなり
あなたの骨の潤いとなる。(5~8節)

心を尽くして主に信頼しよう、と箴言は私たちに呼びかけます。どのような道にいるときにも主を知り、信頼し、愛し、主に従う。これこそ私たちの生きるべき知恵です。この知恵こそが「あなたの体の癒やしとなり、あなたの骨の潤いとなる」と言います。素敵な言葉です。今日一日をこれから歩んでいき、夜になって一日の最後の時を迎えたときには、疲れがあり、体に積み重なった重荷がのしかかっていることでしょう。肉体の疲れは心にも食い込みます。そんな私たちの肉体の癒やし、骨の潤いがある、というのです。主に信頼し、主を知ることこそが私たちの癒やしだと言います。自分の分別に頼って自分の好きなようにすることが癒やしであるような気がしてしまいますが、それよりももっとすばらしい最上の道がここにあります。

知恵の道は友愛の道
その旅路はいずれも平安。
知恵は、それをつかむ人にとって命の木。
知恵を保つ人は幸いである。(17~18節)

主に信頼し、自分の分別に頼るなと5節に書いてありました。主を信頼し、主から頂く知恵に生きることについて、17節では「友愛の道」だと言っています。忘れがたいのは「知恵は、それをつかむ人にとって命の木」という言葉です。エデンの園では善悪の知識の実を食べ、これでは命の木の実を食べる恐れがあるからということで園から追い出されました。しかしここでは知恵に生きることが命の木を掴むことだと言っている。エデンで起きたことは、その後の責任転嫁を見ても分かるとおり、極めて利己的でした。しかし箴言で勧められている知恵は「友愛の道」と言うとおり、他者を生かす道です。だからこそ命の道です。これが自分の分別ではなく神の知恵に頼る者の生きる道なのです。

2024年5月4日の聖句

あなたがたは豊かに食べて満ち足り、あなたがたの神、主の名をほめたたえる。(ヨエル2:26) イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで祝福し、パンを裂いて、弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚も皆にお分けになった。人々は皆、食べて満腹した。(マルコ6:41~42) 「我らの日用...