2021年9月16日木曜日

2021年9月16日の聖句

主よ、あなたは人をも獣をも救われる。(詩編36:7)
空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。(マタイ6:26)

この世界には、神さまの慈しみが満ちています。神さまは人も獣も救ってくださいます。神さまは、人間を愛し、大事にしてくださるのと同じように、獣や鳥や木々も、この世界のすべてを愛しておられます。「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。」神さまが養ってくださるから、私たち人間も、この世界のすべても、保たれているのです。
従って、自然世界を闇雲に消費し、そこから収奪して好きに使うというのは、やはり罪といわなければならないのではないでしょうか。そうではなく、この世界は神が与えてくださった賜物であり、隣人や獣たちと分かち合うために私たちの手に預けられているものです。カンバーランド長老教会の信仰告白にこのような言葉があります。「クリスチャン・スチュワードシップ(キリスト者の管理の務め)は、すべての命と創造物は神から委託されたものであり、神の栄光と奉仕のために用いられるべきであると認知することである。それは、人間の技能や力を創造的に用いるだけではなく、天然資源を保護し責任をもって用いることでもある。これらの神からの賜物は、すべての人、特に貧しい人々と分かち合うものである。」
この点で、私たちの社会は間違いを犯してしまっていると言わないわけにはいかないと思います。貧しい人から奪い、自然から奪い、動物から奪い、自分が便利で豊かになることを追い求めて、ここまで来てしまいました。私たちは、この世界を好きなように使って、かなり壊してしまいました。将来の世代に責任ある仕方で世界を受け渡すには、かなりタイムリミットが迫っています。この責任を果たすためにも、私たちはこの世界を保持しておられる神さまの愛と憐れみに立ち帰る必要があります。この世界を造り、命を与え、今も保っていてくださる神さまの愛に、今こそ帰りましょう。

2024年5月6日の聖句

災いの日に、主は私を仮庵に隠し、幕屋の隠れ場にかくまってくださる。(詩編27:5) 主は真実な方です。あなたがたを強め、悪しき者から守ってくださいます。(2テサロニケ3:3) 私たちの神さまは、災いの日に私たちをかくまい、私たちを守ってくださるお方です。どんな災いにも打ち勝ち、ど...