2022年5月9日月曜日

2022年5月9日の聖句

主は正しく、正義を愛される。(詩編11:7)
またあなたがたが霊と心において新しくされ続け、真理に基づく義と聖をもって、神にかたどり造られた新しい人を着ることでした。(エフェソ4:23~24)

キリスト者になると新しい衣を身に纏います。それまでの服を脱いで、新しい服を着るのです。「神にかたどり造られた新しい人を着る」。聖書はそのように言います。神さまを信じる人は、新しい人、しかも神にかたどって造られた新しい人を身に纏って生きることになる。それまでの服ではなく、新しい服を着ます。
牧師になってしばらくして、父がスーツをプレゼントしてくれたことがありました。私はそれを日曜日の礼拝の時に着ました。新しい服を着て礼拝に向かっていく。礼拝に向かって身も心も整える、一つの作法なのだと思います。
私たちは日曜日以外の日も、神さまの御前に生きています。日曜日だけは神さまの前にいて、他の日は神さまから遠い娑婆で生きているというのではありません。いつでも、どこにいても、神さまは私たちと共にいてくださるし、私たちは神さまの御前に生きている。ですから、実際に身に着けている服がどうであれ、私たちはいつでも神にかたどって造られた新しい人を着て、神さまの御前にふさわしい霊の身なりで生きることが大切なのではないでしょうか。
かつて、私たちはこの世の常識とされていた作法に従って生きていました。自分のために、自分の欲望のために。ところが今や私たちは霊と心において新しくされ続けているのであって、真理に基づく義と聖をもって生き始めています。それにふさわしい霊の服を神さまが私たちのために準備してくださったのです。
「主は正しく、正義を愛される。」今日の旧約聖書の御言葉はそのように言います。主が愛される正義に従って生きていく。この正義は自分の正義感を満足させるための正義ではありません。キリストに示された神の真理によって打ち立てられる正義です。キリストが示してくださった神の愛に基づく正義です。神さまはそういう衣を私たちに着させてくださいました。今日、私たちは、今来ているこの服の上に新しい人を纏って、キリストのものとして神さまに遣わされているのです。

2024年5月3日の聖句

耳の聞こえない人を呪ってはならない。目の見えない人の前につまずく物を置いてはならない。あなたの神を畏れなさい。(レビ19:14) (イエスの言葉)あなたの父が慈しみ深いように、あなたがたも慈しみ深い者となりなさい。(ルカ6:36) 悪意を持ってわざと耳の聞こえない人を呪ったり、目...