2023年9月15日金曜日

2023年9月15日の聖句

どうして私の心に背くことができようか。私の心は憐れみで胸が熱くなる。私はもはや怒りを燃やさない。私は神であって、人ではない。あなたのただ中にあって聖なる者である。(ホセア11:8,9)
(イエスの言葉)私は、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。(ヨハネ12:47)

すごい言葉です。「私の心は憐れみで胸が熱くなる。」神様はご自分の御心を憐れみで熱く燃え立たせておられる。私たちへの憐れみです。私たちを憐れむために、神様の御心が熱く燃えている。なんともったいないお言葉でしょうか。そして、そういう御心について、神は言われます。「どうして私の心に背くことができようか。」神様にとって、その胸を熱くする憐れみを無視することは、ご自分の御心に背くことだとおっしゃるのです。私たちへの憐れみをなかったことにするなら、神様がご自分に対して嘘をついていることになる。だから、その御心のまま貫く、というのです。
「私は、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。」この主イエスの御言葉はヨハネによる福音書に記録されています。実はこの福音書では「世」という言葉が特徴的に使われています。ヨハネによる福音書に「世」という言葉があると、ニュアンスとしては、神に背く世といった意味合いがあります。ですから「世を裁く」というのが、神様としては当然のあり方なのだと思います。神に背く世は神に裁かれる。ところが、主イエスは全く予想外のことをおっしゃいます。「私は、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。」キリストは神に背く世を裁くためではなく、救うために来てくださった。これが福音です。
神様は私たちへの憐れみを貫いてくださいます。私たちが現に悪い者であり、神に背いているのに、神はその憐れみに真実でいてくださいます。それは、神が神であって人ではないから。神にはご自分を偽ることがお出来にならないから。神は私たちへの憐れみを貫き、私たちを救うことを選び取ってくださいました。ここに、神の愛があります。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...