2023年9月9日土曜日

2023年9月9日の聖句

主は心に留められる。主の契約をとこしえに。命じた言葉を幾千代に。(詩編105:8)
神の賜物と招きは取り消されることがありません。(ローマ11:29)

聖書が私たちに証言するのは、神様のことです。私のことではありません。私がすごいのかダメなのか、見所があるのかないのか、なんとかなるのかならないのか、・・・、といったことが聖書の主題ではないのです。聖書は神を証言します。神の愛がどんなに確かであり、神の真実がどんなにまっすぐに私たちに向けられているか。神が私たちを救うためにどんなに激しく心を動かし、御子イエス様を下さった愛がどんなに深いか。聖書はそうやって神様のことを証言します。
「神の賜物と招きは取り消されることがありません。」神が私たちを招いてくださっています。私たちが志を立てて神を求めたとか、私たちがどんなに熱心に祈ったのかとか、私たちの信仰がどんなに切実なのかとか、そういうことではない。神が私を招いてくださっている。ここには「賜物」という言葉もあります。神の方から一方的に下さる贈り物、ということです。神の招きは私たちにとっては賜物です。贈り物です。私が招かれるにふさわしいからというのではなくて、神の愛が深いから、それだけの理由で私たちを招いてくださいました。その招きはどんなことがあっても決して取り消されない。
かつて、私たちは神様を知りませんでした。関わりなく生きていました。それが普通の生き方だと思っていました。そのようなときにも、私は知らなかったけれど、実は既に神の愛の中に生かされていました。神が賜物としての命を下さっていました。思えば、神の愛と言われても納得出来ないような困難や苦悩もあります。しかし、私のため十字架にまでかかったキリストは、私のどんなに深い悲しみにも絶望にも伴っていてくださいます。キリストの愛は、私よりも強いのです。
決して変わることのない神の招きによって、私たちは今日この日を生きていきます。神の憐れみに満ちた愛の中で、私たちの一日が始まります。

2024年5月8日の聖句

(主は)私の口に新しい歌を、我らの神への賛美を授けてくださった。(詩編40:4) あなたがたは、心の霊において新たにされなさい。(エフェソ4:23) 主が、新しい歌を授けてくださった。すてきな言葉です。「主に、新しい歌を」とは言っていません。主が私の口に新しい歌を授けてくださった...