2024年4月6日土曜日

2024年4月5日の聖句

私は、あなたの若い日にあなたと結んだ契約を思い起こし、あなたと永遠の契約を立てる。(エゼキエル16:60)
神は私たちに、新しい契約に仕える資格を与えてくださいました。文字ではなく霊に仕える資格です。(2コリント3:6)

「永遠の契約」という言葉があります。よく考えると、矛盾した言葉です。契約というのは、ある一定の期間、双方が約束を守ることによって成り立ちます。雇用契約であれば就業している間だけですし、賃貸契約であれば借りている間だけのことです。あるいは、契約期間中であっても、どちらかの当事者がその約束事を守らなければ、契約を破棄されてしまいます。あるいは生涯それを守り通したとしても、契約の当事者の甲か乙かいずれかが死ねば契約は終わります。
ところが、神さまが私たちと結んだ契約は「永遠の契約」だと言うのです。考えてみると、常識外れの契約です。契約期間の終わりがないばかりか、契約の片方の当事者である私たちがどんなに不誠実で、契約不履行で、裏切り続けても破棄されてこなかった契約なのです。
「私は、あなたの若い日にあなたと結んだ契約を思い起こし、あなたと永遠の契約を立てる。」この契約は、すべて神さまに負っています。神がかつての契約を思い起こしてくださる。神がこれを永遠のものとしてくださる。私たちがどんなに不誠実で、神を裏切り、契約を忘れたとしても、神がこれを覚え、守り、その約束に誠実でいてくださいます。その契約は、私たちをご自分の民としてくださるという契約です。私たちを神の民とし、神が私たちの神になってくださるという契約です。私たちを神の国の市民にしてくださる。
「神は私たちに、新しい契約に仕える資格を与えてくださいました。文字ではなく霊に仕える資格です。」神ご自身が、私たちをこの契約に仕える者にしてくださいました。私たちが契約に忠実だからとか、永遠の信仰を得たからとか、そのようなことは一切ありません。神ご自身が私たちをご自分の永遠の契約によって、神の民としてくださったからです。

2024年5月9日の聖句

主は彼らに喜びを与えられた。(エズラ6:22) いつも喜んでいなさい。(1テサロニケ5:16) 復活の主日から40日目の今日は、主の昇天を祝う日として覚えられています。主イエス・キリストは、弟子たちの見ている前で天に昇って行かれたと聖書に書かれています。キリストは天に昇り、神の右...