2025年7月22日火曜日

2025年7月22日の聖句

苦しみに遭う前に、私は迷っていました。しかし今は、あなたの仰せを守っています。(詩編119:67)
イエスはシモン・ペトロに言われた。「ヨハネの子シモン、私を愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、私があなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「私の羊の世話をしなさい」と言われた。(ヨハネ21:16)

今日の旧約の御言葉は「苦しみに遭う前に、私は迷っていました」に続いて「しかし今は」と言っています。「しかし今は」と言うのですから、当然、今は苦しみを経験した後だということでしょう。苦しみを受ける前は迷っていたけれど、苦しみを経験した今はそうではなく、神の仰せを守っている、ということになります。
苦しみを受けたから迷ったとか、厭な目に遭ったから信仰から離れたというのではありません。苦しみの中で神の仰せ、神の言葉を真剣に求めるようになった。信仰が練り上げられた。まさに、苦難が忍耐を生み、忍耐が練達を生んだということではないでしょうか。
シモン・ペトロも最大の試練を味わって、今主イエスの前にいます。裁きにかけられている主イエスを前にして、イエスを知らないと三度繰り返し否定してしてしまいました。信じ、愛してきた方を裏切りました。そのペトロに主イエスご自身がもう一度出会ってくださり、御言葉をかけてくださった。主イエスがペトロに向かって愛の手を伸ばしてくださった。だから、シモンは立ち直ることができました。
「苦しみに遭う前に、私は迷っていました。しかし今は、あなたの仰せを守っています。」私たちにとって苦しみの中で最も大切なことは、主イエスさまの仰せを聞き取り、その御言葉が与えてくださる命に生きることです。今日も主は私たちに語りかけてくださっています。

2025年7月22日の聖句

苦しみに遭う前に、私は迷っていました。しかし今は、あなたの仰せを守っています。(詩編119:67) イエスはシモン・ペトロに言われた。「ヨハネの子シモン、私を愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、私があなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「私の羊の世...