2017年10月12日木曜日

詩編第90編「自分の儚さに震える者の祈り」


夫は妻がいるから夫だし、逆も然り。親は子がいるから親だ。立場は関係で決まる。しかし、「大地が、人の世が、生み出される前から、世々とこしえに、あなたは神」。神は神なのだ。私たちは儚い。神の怒りの前に絶えてしまう(7)。人生も短い(10)。神が怒って捨てておかれるなら、滅んでしまう。「主よ、帰って来てください」(13)。ひたすらにそう祈る。私は神あっての私なのだ。造られた者としての自己を、神の御前で見いだすのだ。

2025年10月27日の聖句

すべてのものがあなたに目を向けて待ち望むと、あなたは時に応じて食べ物をくださる。あなたは手を開き命あるものすべての望みを満ち足らせる。(詩編145:15~16) (洗礼者ヨハネの言葉)下着を二枚持っている者は、持たない者に分けてやれ。食べ物を持っている者も同じようにせよ。(ルカ3...