2021年1月17日日曜日

2021年1月17日(詩編21)

詩編21
主よ、力に満ちて、高くいませ。
私たちはあなたの力強い業を歌い
ほめ歌を歌おう。(14節)

今日は日曜日。主の日です。私たちはこの日を神さまの御前で聖別し、礼拝のために神さまに献げます。今は自身の体調や家族や職場などさまざまな人々に配慮しながら、教会堂で礼拝を献げるのか、自宅で礼拝を献げるのか、選ばなくてはならない状況が続いています。例えどこであっても、あるいはどのようなかたちであっても、礼拝は礼拝です。私たちが主イエスさまの御前に膝をかがめてこの方を崇め、賛美し、祈りを捧げ、御言葉を聞く。その営みに何らの変更もありません。
この詩編は、最後で「ほめ歌を歌おう」と言います。神さまへの賛美の歌を歌います、と言います。今日、私たちもそれぞれの場所で神さまにほめ歌を献げましょう。教会堂であれば、今は大声を上げることは差し控えねば成りません。少し小さな声で、しかし、心を込めて。ご自宅で礼拝を献げているのであれば、大きな声で歌えるのか、あるいは周囲に遠慮せねばならないか、それぞれの状況によって違います。いずれにしても、歌詞を噛みしめ、心からの賛美の思いを神さまに献げたいと思います。
そこで私たちが思い起こすのは、主の力です。「私たちはあなたの力強い業を歌い」と言っているとおり、力強い主の御業を思い起こします。この詩編は王に誉れを与える神を賛美する詩編でした。私たちにとってのまことの王、ただおひとりの王は、イエス・キリストに他ならない。キリストが神からお受けになった栄冠を思い起こしてこの詩編に聞くことができるのではないでしょうか。神がキリストにお与えになった栄冠。それは何よりも先ず、復活の栄光でしょう。神がキリストを死者の中から引き上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになった。私たちはキリストの復活を思い起こし、そのキリストと出会うために、今日神さまを礼拝するのです。
さあ、神さまの御前に進み出ていきましょう。

2024年4月20日の聖句

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