2016年12月22日木曜日

詩編第48編「神を信じる者の美しさ」

勝利を祝う詩編なのであろう。「王たちはときを定め、共に進んで来た。」しかし、「彼らは見て、ひるみ、恐怖に陥って逃げ去った」。何を見たのか。神がこの都を固く立ててくださっていることであろう。だから、「わたしたちの神の都のある聖なる山は、高く美しく、全地の喜び」とも言う。イスラエルは強国ではない。むしろ弱者だ。しかし、神に依り頼むものは美しい。この美しさがもたらす勝利は十字架がもたらす勝利に通じる逆説なのだ。

2025年12月24日の聖句

正義と公正は王座の礎。 慈しみとまことはあなたの前を進みます。(詩編89:15) 言は肉となって、私たちの間に宿った。私たちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(ヨハネ1:14) 私たちの間に宿った神の言葉。父の独り子であり、栄光に輝...