2017年3月9日木曜日

詩編第59編「慈しみ深い神を見張って待ちます」


1節の表題を見ると、サウル王に殺されそうになったダビデが、王の手下に家を見張られていたときの祈りとある。敵に見張られているというのはつらい。世間という目はまるでオーウェルの言う「偉大なる兄弟」の目のようだ。しかし、この詩編の興味深いのは10節で、ここでは祈り手が神を見張っている。神は私の砦の塔だから。神が守ってくださるよう、見逃さないように注視する。信仰者の目は世間の目の中でも神に向く。そこに慰めがある。

2025年1月7日の聖句

主の諭しを拒むな。 主の懲らしめをいとうな。(箴言3:11) イエスは権威をもって教えられた。(マルコ1:22) 権威ある言葉、というものが世の中にはあります。社会の中で何かの事件や出来事が起こると、テレビにはその道の権威ある人が登場して、何らかのコメントを発します。そうすると、...