2020年3月19日木曜日

2020年3月19日(マルコによる福音書3:1〜19)

マルコによる福音書3:1~19;
「イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らは御もとに来た。そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、宣教に遣わし、悪霊を追い出す権能を得させるためであった。」
主イエスのそばに置くため、また、宣教に遣わし、悪霊を追い出す権能を得させるために主の御許に呼び寄せられた人々。それは、私たちのことでもあります。私たちも主の水戸とに呼び寄せられています。主のおそばにおります。それは、私たちが主の宣言された神の国の福音を宣教するためであり、そのしるしとして悪霊を追い出すためです。主イエス・キリストは、主の弟子である私たちに、神の国の福音を託してくださいました。
イエスは十二人を任命します。一人一人、シモン・ペトロから始まって、名前が挙げられています。私たちのことをも、主は名前を挙げ、主のご用のために任命してくださっています。私たちは、キリストの弟子です。
主イエスは、安息日に手の萎えた人を癒やします。安息日に主が癒やしをなさったときに明らかになったのは、手の萎えた人を取り巻く大衆のかたくなさでした。「イエスは怒って彼らを見回し、そのかたくなな心を悲しみながら、その人に『手を伸ばしなさい』と言われた。」主は、私たちの罪と戦っておられます。この手の萎えた人が人間らしく生きることを妨げ、命をもたらすはずの安息日の律法を、却って命を殺すようなものに貶めた私たちの罪に怒り、戦っておられる。主は、悪霊と戦い、そして、私たちの罪と戦っておられます。
私たちを罪と悪霊の支配から解放する神の国の福音を、多くの人が必要としています。「イエスは弟子たちと共に湖の方へ退かれた。ガリラヤから来たおびただしい群衆が付いて行った。また、ユダヤ、エルサレム、イドマヤ、ヨルダン川の向こう側、ティルスやシドンの辺りからも、おびただしい群衆が、イエスのしておられることを残らず聞いて、御もとに来た。」皆、イエスの口から語られる、神の国の宣言を必要としているのです。私たちは、この宣言を口にするために、そして私たちを支配する罪と悪の縄目から解放するために、主の御許から遣わされています。今日もです。主が、この道を、私たちに先立って進んでおられます。

2024年4月25日の聖句

救いは主のもの。 あなたの民の上に祝福を。(詩編3:9) イエスは手を上げて彼らを祝福された。(ルカ24:50) 主イエス・キリストは復活して40日間弟子たちと共におられ、その後、天に昇って行かれました。その時、主イエスは手を上げて弟子たちを祝福し、その恰好のままで天に上げられて...