2025年1月25日土曜日

2025年1月25日の聖句

まことに主は、あなたの父祖たちを喜ばれたように、再び、あなたを栄えさせて喜ばれる。(申命記30:9)
イスラエルの神である主は、ほめたたえられますように。主はその民を助け、贖われた。主は、その僕ダビデの子孫である、力強い救い主を私たちに遣わされた。(ルカ1:68~69)

今日の御言葉から、聖書の時間に対する感覚を考えさせられます。「まことに主は、あなたの父祖たちを喜ばれたように、再び、あなたを栄えさせて喜ばれる。」ここには「父祖たち」が登場します。信仰は、私という個人だけの話ではありません。歴史の流れの中にいる私への、神さまの働きかけです。「私が、ここで、個人的に神を信じる」ということとは少し違うように思います。あるいは、少なくともそれだけではない。この歴史に働きかけ、代々多くの人々と共に歩んでくださった神を私たちは信じているのです。
私たちに神さまを紹介してくれたたくさんの先輩がいます。もう亡くなった方も大勢います。それは肉親かもしれないし、教会やいろいろな場所で出会った他人かもしれません。しかしたくさんの人が私たちに神の恵みを証ししてくださいました。この人たちはキリストにある神の家族であって、そうやって歴史の中で続く営みを通して、神さまは私たちと出会ってくださいます。私たちをご自分の民の一人としてくださいます。私たちは神の国の民の一人として頂くことで、救いにあずかるのです。
主イエス・キリストご自身が、具体的な一つの民の中にお生まれになりました。しかもダビデという一つの家系に連なる者としてお生まれになりました。そうやってお生まれになった神の子だからこそ、ここに生きる具体的な私を救うことがおできになるのです。ダビデの子としてお生まれになったキリストが私たちを救ってくださった。私たちをご自分のものとして力強く贖ってくださった。あなたもこの世界の歴史に生きる神の民、そして永遠に続く神の国の民の一人です。

2025年9月5日の聖句

真実の言葉を私の口から奪わないでください。(詩編119:43) 神の真理を偽りに替え、造り主の代わりに造られた物を拝んでこれに仕えたのです。造り主こそ、永遠にほめたたえられる方です。(ローマ1:25) 神は造り主であって、私たちは造られたものに過ぎない。この秩序は絶対です。ですか...