2025年10月22日水曜日

2025年10月22日の聖句

主はこう言われる。かつて、この民にこの極めて大きな災いを下したように、私は、約束したあらゆる恵みを彼らにもたらす。(エレミヤ32:42)
私たちがあなたがたについて抱いている希望は揺るぎません。なぜなら、あなたがたが苦しみを共にしてくれているように、慰めをも共にしていると、私たちは知っているからです。(2コリント1:7)

今日の旧約はエレミヤ書の言葉ですが、今日の42節に先立つ28節を見ると「私はこの都をカルデア人の手に、またバビロンの王ネブカドレツァルの手に渡す。王はこの都を占領する」と書いてあります。さらに36節には「剣、飢饉、疫病によってバビロンの王の手に渡されてしまった」とも書かれています。ですので今日の箇所もバビロン捕囚を念頭に置いた言葉と考えられます。この言葉が捕囚後に語られたものなのかそれ以前の時代を背景にしているのかはよく分からないところもありますが、非常に具体的な災厄として、バビロンのことを念頭に置いていたことは間違えないでしょう。
バビロンはイスラエルにとっては最大の脅威です。バビロンによって国は滅び、民も連れ去られ、生活の信仰も何もかもが破壊されました。「極めて大きな災い」です。しかしそれは神を捨てた民への神の裁きです。「極めて大きな災いを下した」と主なる神様ご自身がおっしゃっています。
ところが、神はそれ以上に大きな恵みを持って神の民を再建してくださいました。古代イスラエルはバビロンに滅ぼされましたが、やがて回復され、再建されることになります。それ以上に、私たちは神の子でいらっしゃる主イエス様を殺し、私たち自身の罪の中に埋もれていました。そんな私たちを神はご自分の民として再建し、キリストの教会として呼び集めてくださいました。キリストにあって、神が私たちをご自分のものとしてくださっています。ここに私たちの慰めがあります。キリストにある慰めを共にして、私たちは一つの民として共に生きていきます。

2025年10月22日の聖句

主はこう言われる。かつて、この民にこの極めて大きな災いを下したように、私は、約束したあらゆる恵みを彼らにもたらす。(エレミヤ32:42) 私たちがあなたがたについて抱いている希望は揺るぎません。なぜなら、あなたがたが苦しみを共にしてくれているように、慰めをも共にしていると、私たち...