2016年10月20日木曜日

詩編第39編「我らを救う嘆き」

この詩編は弱っている者の祈りだ。人生に空しさに喘ぎ、罪に悩んでいる。ただ主に向かって呼ばわる。これ以上の罪を犯さぬようにとの沈黙に心が呻き、火となって燃えたのだ。「主よ、わたしの祈りを聞き、助けを求める叫びに耳を傾けてください。」この詩編を最後まで読んでも、救いがないかのようである。望みが見えてこない。しかし、不思議なことに、この詩編に心を合わせて祈ると、救いを経験する。主の前での嘆きは我らを救うのだ。

2025年9月4日の聖句

あなたを助ける父の神により、あなたを恵まれる全能者による。(創世記49:25) 福音は、信じる者すべてに救いをもたらす神の力です。(ローマ1:16) 今日の旧約の御言葉は、25節全体を含めて見ると聖書協会共同訳ではこのように翻訳されています。「お前を助ける父の神から、お前を祝福す...