2017年3月2日木曜日

詩編第58編「神にこそ、問題を持ち出そう」


激しい、呪いの詩編というべき言葉。「神に従う人はこの報復を見て喜び、神に逆らう者の血で足を洗うであろう。」にわかにはどう受けとめるべきか分からない。冒頭が鮮烈だ。「しかし、お前たちは」と言う。この「しかし」の前に何があったのか。何があったにしてもこのような呪いの言葉を口にし、報復を望むべきではないとも言えるが、私たちの現実はそれで済んではいない。この呪いが「詩編」という神への祈りであることに注目したい。

2024年5月4日の聖句

あなたがたは豊かに食べて満ち足り、あなたがたの神、主の名をほめたたえる。(ヨエル2:26) イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで祝福し、パンを裂いて、弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚も皆にお分けになった。人々は皆、食べて満腹した。(マルコ6:41~42) 「我らの日用...