2019年4月14日日曜日

2019年4月14日・しゅろの主日(マルコ11:1〜19)

今日の通読箇所:マルコによる福音書11:1~19、ヨハネによる福音書13、詩編6

マルコによる福音書11:1~19;
受難集の日曜日、主イエスはエルサレムに入城なさいました。ロバの子、子ロバに乗って、都へ入って行かれました。旧約聖書を見ると、「彼は野ロバのような人だ」と行った表現が登場することがあります。その意味は、愚かで粗野だといったことのようです。ロバという動物につきまとうイメージは、そういうものであったようです。
エルサレムに入城するにあたって、イエスが二人の弟子を遣わしてロバを調達させた、ということも報告されています。少し不思議な言づてを、彼らに託しておられます。あらかじめロバの持ち主と打ち合わせしていたということなのか、あるいは主イエスの不思議な御業なのか、読んでいてもあまりはっきりしません。しかし、ただ一つ明らかなことは、主イエスはロバに乗ってエルサレムに入ると言うことに向けて、入念に準備をしておられた、ということです。
ロバは、イメージのよい動物ではありませんでした。しかし、行き当たりばったりでも、たまたまでもなく、主イエスはご自分で選んでロバに乗りました。ロバに乗る方は、柔和な方です。「娘エルサレムよ、喜び叫べ。あなたの王があなたのところに来る。彼は正しきものであって、勝利を得る者。へりくだって、ろばに乗ってくる、雌ろばの子、子ろばに乗って(ゼカリヤ9:9)」。主イエスは、これから十字架に向かっていこうと言うときに、へりくだって、柔和に振る舞うことを選ばれた。愚かで粗野なものの背中にご自分を委ねようと決心なさったのです。
ですから、主は、私の背中にもご自分を委ねてくださることでしょう。野ろばのように粗野で凶暴な私の背にも。そこに、主の柔和なお姿が顕れているのです。

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