2019年4月9日火曜日

2019年4月9日(申命記29〜30)

今日の通読箇所:ルカによる福音書4:31~44、申命記29~30、詩編119:1~16

申命記29~30;
「私は今日、天と地をあなた方に対する証人として呼び出し、命と死、祝福と呪いをあなたの前に置く。あなたは命を選びなさい。そうすれば、あなたもあなたの子孫も生きる(30:19)」。
あなたは命を選びなさい。これが、今朝、私たちに向けられている神様からの呼び声です。私たちが死ではなく、呪いではなく、ご自分の命と祝福を選び、ご自身の元に返ることを、主なる神様は待っていてくださいます。
神様は、本当に熱心です。心から、ご自身痛みながら私たちに呼びかけています。「あなたがたは命を選びなさい」と。しかし、私たちはどうなのでしょうか。「この呪いの言葉を聞いても、心の中で自分を祝福し、『心をかたくなにして歩んでも、私は大丈夫だ』と言うなら、潤っていてる地も乾いている地と共に滅びる(29:18)」。砕けた言い方で、一言で言うなら、神様をなめているということでしょう。神様の悲痛な叫びに込められた思い、命を選んでほしいと私たちを求めていてくださる願いを蔑ろに、どうせ神様は赦してくださるとなめてかかってはならない。誠の愛の関わりを結ぼうとして下さっている方に対して、失礼だからです。愛への裏切りだからです。
しかし、『私にはできない、無理だ』と諦める必要はありません。「私が今日命じるこの戒めは、あなたにとって難しものではなく、遠いものでもない(30:11)」。どこか遠くにあるのではないから、誰かが取ってきてくれればと言わなくていい。「その言葉はあなたのすぐ近くにあり、あなたの口に、あなたの心にあるので、あなたはそれを行うことができる(30:14)」。私たちの間に来てくださった神様の御言葉、それがイエス・キリストです。私たちはこの御言葉に、今もう生かして頂いている。神様の命と祝福の現実の中に、私たちは今もう生き始めているのです。

2025年11月1日の聖句

11月の聖句: (神の言葉)私は失われたものを捜し求め、散らされたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、病めるものを力づける。(エゼキエル34:16) 今日の聖句: 私はあなたのどの戒めに目を留めても、恥じ入ることはありません。(詩編119:6) (イエスの言葉)良い地に落ちたのは...