2019年7月31日水曜日

2019年7月31日(歴代誌下9〜10)

今日の通読箇所:エフェソの信徒への手紙6、歴代誌下9~10、箴言26

歴代誌下9~10;
第9章はイスラエル史上最大の、まさに絶頂の時代。第10章は一転して、イスラエルの歴史が転がり落ちていく最初の時の記録です。ソロモンの噂を聞きつけてやってきたシェバの女王、彼女は異邦人です。しかし彼女はソロモンの知恵に触れ、イスラエルのすばらしい繁栄を目撃して、言います。「あなたを王座に着け、あなたの神、主のために王とすることをお望みになった、あなたの神、主はたたえられますように。あなたの神は、イスラエルをとこしえに続くものとするほど愛しておられるので、公正と正義を行うために、あなたを王とされたのです(8~9節)」。ソロモンの知恵はそれに触れた者が神を賛美せざるをえないものでした。神の人々への愛を、異邦の女王までもが感じ、それをほめたたえるほどのものでした。私たちも、そのような神様の恵みの証言者たりたいと心から願います。
第10章に登場するソロモンの息子のレハブアムは、そうではありませんでした。彼は臣民に優しい言葉をかけた方がいいという父の代からの臣下の声を退け、居丈高に振る舞って彼らを制圧せよという若い友達の声に耳を傾けました。レハブアムのものを発送する課程には、神様の影はとても薄かったように思えてなりません。結局、ヤロブアム率いるイスラエルのほとんどど、レハブアムの国とは分裂してしまいました。
私たちの口から出る私たちの言葉は、今日、どのようなものであるのでしょうか。聞く者を造り上げ、神の恵みへとその心を向ける言葉に生きるのか、自分を大きく見せようとする誘惑に負けたところから出てくる言葉に生きるのか。そう問われているように思います。

2024年3月29日の聖句

ヤコブは、神が自分と語られた場所をベテル(神の家)と名付けた。(創世記35:15) 百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、自身やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「まことに、この人は神の子だった」と言った。(マタイ27:54) 神が自分と語られた場所をベテル(神の家...