2019年8月2日金曜日

2019年8月2日(歴代誌下13〜14)

今日の通読箇所:コリントの信徒への手紙一2、歴代誌下13~14、箴言28

歴代誌下13~14;
「しかし、我々には主が神であり、我々が主を捨てることはない(13:10)」。神に背き、金の子牛を拝む北王国に向かって、南王国の王であるアビヤが言いました。この「しかし」という言葉が、心に残りました。南王国は確かにダビデの直系にあたりますが、イスラエル全体で見ると12部族中の僅か2部族に過ぎません。数の上から言えば、マジョリティは北なのではないかと思います。しかし、少数であっても、主なる神様に従う道を選ぶ、とアビヤ王は言ったのだということになるのだと思います。
「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を造り替えて戴き、何が神の御心であるのか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるのかをわきまえるようになりなさい(ローマの信徒への手紙12:2)」。
この世に倣い、調子を合わせるというところに、私たちの遭う誘惑の多くがあるように思います。みんながしているから、みんながそう言っているから、出る杭は打たれるから・・・。しかし、何が神に喜ばれることであり、どのように生きることを神が望んでおられるのかは、必ずしも世間の目と一致するわけではありません。私たちは、その点でしっかりと識別しなければならないのではないでしょうか。
「アサはその神、主の目に適う良いこと、正しいことを行った(14:1)」。彼は、神ならぬ神を取り除きました。私たちがまっすぐに神を信じ、神に従って生きる道はいかなる道なのか。今日一日を始めるにあたって、主イエス・キリストの御前にあって、静かに思い巡らし、祈りつつ歩み出したいと願います。

2024年5月17日の聖句

あなたは寄留者を抑圧してはならない。あなたがたは寄留者の気持ちが分かるはずだ。あなたがたもエジプトの地で寄留者だったからである。(出エジプト記23:9) 正しい人たちが王に尋ねた。「主よ、いつ、見知らぬ方にお宿をお貸ししたでしょうか。」王は答えた。「よく言っておく。この最も小さな...