2022年2月11日金曜日

2022年2月11日の聖句

あなたがたの命のために、本気であなたがたの神、主を愛しなさい。(ヨシュア21:11)
イエスは言う:わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしはその人のところに行き、一緒に住む。(ヨハネ14:23)

本気で愛しなさい。この「本気」という言葉がとても心に残りました。例えば、小さな子どもは本気で親を愛します。親が子どもを愛することに失敗してひどいことを口走ってしまったとしても、子どもは親を愛することを止めようとしません。そうでないと生きていかれないからです。「あなたがたの命のために、本気であなたがたの神、主を愛しなさい。」私たちは、子どものように必死に神さまを愛しているでしょうか。別に神さまのことを愛さなくたって自分はやっていける。神さまなんていなくたって生きていける。そんな変な余裕をどこかで持ってはいないだろうか。必死に愛するというのは、とても大切なことではないでしょうか。
私たちは人間の愛しか知りません。親の愛も、子どもの愛だって、中途半端で不完全です。親は子どもを愛することに失敗するし、利己的な楽しみを優先してしまったり、自分の正義を押しつけたり。子どもだって利己的で、損得でものを考えるし、父母を敬うことを知りません。人間の愛は不完全です。だから私たちが人間の愛から類推して神さまの愛を推し量ることには限界があります。ところが聖書は、神さまの愛を私たちに高らかに伝えます。独り子を私たちに下さるほどの愛、御子を信じる者を一人も滅ぼそうとなさらない愛、ご自分に反逆する者への愛。「わたしの父はその人を愛され、父とわたしはその人のところに行き、一緒に住む。」父なる神様は、キリストは、私たちのところへ来てくださり、私たちと一緒に住んでくださる。神さまは、私たちをとことん最後まで愛し抜いてくださいます。
私たちも、本気で神さまを愛しましょう。そこに私たちの命がかかっています。神さまが御子の命をかけて私たちを愛し抜いてくださいました。他のどこに、私のために独り子の命まで与えてくださる方がおられるでしょうか。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る」とキリストは言われます。キリストの言葉。キリストは私たちに「互いに愛し合いなさい」と言われます。愛の実りをこそキリストは私たちに求めておられるし、そのために、キリストがまず私たちを愛してくださったのです。

2024年4月25日の聖句

救いは主のもの。 あなたの民の上に祝福を。(詩編3:9) イエスは手を上げて彼らを祝福された。(ルカ24:50) 主イエス・キリストは復活して40日間弟子たちと共におられ、その後、天に昇って行かれました。その時、主イエスは手を上げて弟子たちを祝福し、その恰好のままで天に上げられて...