2023年6月23日金曜日

2023年6月23日の聖句

主はモーセに言われた。「あなたと共にいる民は皆、主の業を見るであろう。」(出エジプト記34:10)
イエスはガリラヤ中を歩き回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民衆のありとあらゆる病気や患いを癒やされた。(マタイ4:23)

主イエス・キリストはガリラヤ中を歩き回り、ご自分の業をなさいました。諸会堂で教え、福音を宣べ伝え、民衆の病を癒やされた。キリストの御業がガリラヤのあらゆるところで進められていった。人々は主の御業を見たのです。
やがて主イエスは天にお帰りになりました。今は、2000年前のあのときと同じ意味では主イエスは地上を歩いてはおられない。主イエスは天に昇り、父なる神の右に座しておられる、と使徒信条は告白しています。それは一方ではさみしく感じることです。どこかに行けば主イエスにお目にかかれて、直接その声を聞き、手に触れることが出来たらどんなにいいことかと思います。しかし、もしも主イエスが今も地上のどこかにおられるとしたら、私たちは主とお目にかかるために飛行機に乗って何日もかけて旅をしなければならないことでしょう。世界中の人が主イエスと会おうとしているでしょうから、順番待ちの予約をしても何年も待たなければならないかも知れません。実際には、主イエスが今地上におられても、直接お目にかかるのは殆ど不可能です。
ところが主イエスは今や天にお帰りになった。そしてご自分の業、主の業を、ご自分の体としてお立てになった教会に預けました。教会は、今、主イエス・キリストの御業を担い、この地でこれを行います。「イエスはガリラヤ中を歩き回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民衆のありとあらゆる病気や患いを癒やされた。」キリストのお体である教会は、今、それぞれのガリラヤで、小さなキリストになって主の御業を行うために歩き回っている。私たちは教会を通して、キリストと出会っています。
私たちが今日する小さな愛の業は、私たちを通して働いてくださるキリストの御業です。キリストが今日も生きて働いてくださっている。私たちの手を、足を、口を、耳を通して!

2024年5月3日の聖句

耳の聞こえない人を呪ってはならない。目の見えない人の前につまずく物を置いてはならない。あなたの神を畏れなさい。(レビ19:14) (イエスの言葉)あなたの父が慈しみ深いように、あなたがたも慈しみ深い者となりなさい。(ルカ6:36) 悪意を持ってわざと耳の聞こえない人を呪ったり、目...