2023年6月22日木曜日

2023年6月22日の聖句

主よ、私たちとのあなたの契約を心に留めて、それを破らないでください。(エレミヤ14:21)
神は真実な方です。この方によって、あなたがたは神の子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。(1コリント1:9)

「神は真実な方です。」この事実こそが私たちの救いです。神が真実な方でいてくださるから、私たちは救われる。そうであるならば、この神の真実とは一体いかなることなのでしょうか。
「真実」というこの言葉は、人間に使うと「忠実」と翻訳されることの多い言葉です。例えばマタイ25:21では「良い忠実な僕」の忠実という言葉です。この忠実な僕は任されたものに真実をもって誠実に仕えた。そのような僕を、主人は「忠実だ」と言います。
神さまは私たちのために忠実にふるまってくださいます。あまりにももったいない言葉です。しかし事実、神さまはそのようにふるまってくださる。それでは何に忠実なのか?ご自分が私たち人間と結ばれた契約に、ということになろうと思います。「主よ、私たちとのあなたの契約を心に留めて、それを破らないでください。」主なる神さまはご自分の立てた契約に忠実にふるまってくださり、それを破ることなく、私たちを救ってくださるお方です。
聖書は、繰り返し繰り返し、神さまが人と契約を結ばれた、と伝えています。ノアの時代の洪水の後、虹の契約を結ばれた。アブラハムやその子らとの契約。シナイ山でのモーセたち神の民との契約。ダビデ王との契約。・・・そのように、神さまは人と向き合い、契約を結んでこられた。ところが聖書は、私たち人間が神さまとの契約にいかに不誠実であったかを告発します。アブラハムも、モーセと神の民も、ダビデも、誰一人とっても、神さまの御前に忠実を貫いた人はいませんでした。神さまと私たちとの関係は、私たちの忠実さによっては保つことが出来ません。ただただ、神さまが真実な方で、神さまが忠実な方でいてくださるから。ただそれだけの理由で、私たちは神の恵みの契約にあずかって救われたのです。
神ご自身の真実。ただそれだけが私たちの救いです。神が真実な方でいてくださるから私たちは救われた。主イエス・キリストの真実が今日もあなたと共にあります。

2024年5月3日の聖句

耳の聞こえない人を呪ってはならない。目の見えない人の前につまずく物を置いてはならない。あなたの神を畏れなさい。(レビ19:14) (イエスの言葉)あなたの父が慈しみ深いように、あなたがたも慈しみ深い者となりなさい。(ルカ6:36) 悪意を持ってわざと耳の聞こえない人を呪ったり、目...