2023年7月8日土曜日

2023年7月8日の聖句

義しいものを思い起こすことは、祝福の中に留まることである。(箴言10:7)
あなたがたが怠け者とならず、信仰と忍耐とによって、約束されたものを受け継ぐ人たちを見倣うものとなってほしいのです。(ヘブライ6:12)

私たちが「約束されたものを受け継ぐ人たちを見倣うもの」になるということは、私たちが怠け者にならないということだ、と聖書は言います。
約束されたものを受け継ぐ人たち。神が約束してくださったものを信じ、そこを目指して生きていく。旧約が伝える信仰の民は、エジプトを出て、神が約束してくださった地を目指して旅をしました。その旅が始まったばかりの頃に、ある事件が起きました。約束の地がどのような場所なのか、斥候を遣わして偵察させようと、12人を選んで送り出した。帰って来た斥候たちの話を聞いて、民は意気消沈してしまいました。そこは確かによい土地であるが、住んでいる人々は強く、とても敵いやしないと絶望してしまったのです。彼らは神の約束を信じることなく、自分たちの状況判断に頼り、信仰から外れてしまいました。この事件に対する裁きとして、この民は40年間も荒れ野を旅することになった。ですから荒れ野の40年は、神の約束してくださったものを受け継ぐということをもう一度ゼロから、徹底して、身をもって教えられる日々でした。
約束されたものを受け継ぐというのは、忍耐が必要なことです。目に見える状況は、神様の約束と矛盾するからです。だからこそ、信仰の眼をひらかれることがなければ、私たちが神様の約束に生きることはできないのです。
怠惰というのは、本来あるべき私ではなくなっているということではないでしょうか。私が私らしさを失っている。神様に造られたものとしての人間らしさを失っている。神様の約束に生きることこそ、本来の人間らしさですし、私らしさであるはずです。私らしく、人間らしく生きるために、主よ、信仰と忍耐をお与えください。私たちはそう祈ります。神の約束は主イエス・キリストにある恵みと平和に他ならない、輝く尊い宝だからです。

2024年5月9日の聖句

主は彼らに喜びを与えられた。(エズラ6:22) いつも喜んでいなさい。(1テサロニケ5:16) 復活の主日から40日目の今日は、主の昇天を祝う日として覚えられています。主イエス・キリストは、弟子たちの見ている前で天に昇って行かれたと聖書に書かれています。キリストは天に昇り、神の右...