2023年11月29日水曜日

2023年11月29日の聖句

お助けください、主よ。
敬虔な人は減り、人の子の中で忠実な人々は少ないのです。(詩編12:2)
イエスは十二人に、「あなたがたも去ろうとするのか」と言われた。(ヨハネ6:67)

主イエスから福音の言葉を聞いた人の多くは、却ってそれに躓いて主イエスのもとから離れていきました。「このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。(ヨハネ6:66)」それをご覧になって、主イエスは12人に言われます。「あなたがたも去ろうとするのか」と。
福音の言葉を聞いたとき、人々の反応は、喜びではありませんでした。感動ではなかった。捜していた人生の意味を見出したと言ったのでも、これまで抱えてきた問題の解決がここにあると言ったのでもありませんでした。躓きました。こんな話は聞くに値しないと、イエスの側から離れていきました。
「あなたがたも去ろうとするのか」と尋ねられた12人は、答えました。「主よ、私たちは誰のところへ行きましょう。永遠の命の言葉を持っておられるのは、あなたです。(68節)」彼らは主イエスを信じた。しかし、その信仰をこれからずっと貫くことができたわけでもありません。やがて、彼らも主イエスのもとから立ち去ってしまう日が来る。しかも、それは主イエスが十字架にかけられ、復活させられるという、究極の福音の出来事の時でした。最も鮮やかに神の愛が示されたとき、12人もイエスに躓き、イエスの側から立ち去ってしまった。
福音は、私たちの躓きです。私たちはキリストが差し出してくださった神の良き知らせを拒み、拒否して、イエスのもとから立ち去ってしまうのです。どんな時代でも、どんな人でも、それが人間の姿なのだと思います。私たちが今主イエス様の御側にいるのは、そのような不敬虔で不忠実な私たちをそれでも見捨てないでいてくださる主イエスさまの憐れみによるのではないでしょうか。キリストがそれでもなお私たちを愛してくださるから、ただそれだけの理由で、私たちはキリストのものにして頂いているのです。

2024年12月26日の聖句

私が主、彼と共にいる彼らの神であり、彼らがわが民イスラエルの家であることを、彼らは知るようになるーー主なる神の仰せ。(エゼキエル34:30) 今日ダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(ルカ2:11) 天使が羊飼いたちに向かって宣言し...