2024年5月10日金曜日

2024年5月10日の聖句

(主の言葉)私はあなたがたを顧み、多くの子どもを与え、数を増し加えて、あなたがたと契約を立てる。(レビ26:9)
キリストによって、体全体は成長させられ、愛の内に造り上げられてゆくのです。(エフェソ4:16)

キリストは、私たち教会を今地上にあるご自分の体としてくださいました。私たちはキリストの体です。キリストは今私たちのところで、教会というお体を持っていてくださるのです。キリストの体として、私たちはひとつです。
この体をキリストが成長させてくださいます。主イエスさまがご自分のものとして、私たちを一つの体として結び合わせ、成長させてくださる。その成長を、聖書は「愛のうちに」と言います。聖書が言う教会の成長というのは、数が増大するとか、社会への影響力を増すとか、立派な建物を持つとか、そういうことではありません。愛の成熟です。愛のうちに造り上げられていくこと、愛においてキリストのお体らしくされていくこと、それが教会の成長です。
今日の旧約では「私はあなたがたを顧み、多くの子どもを与え、数を増し加えて、あなたがたと契約を立てる」と言っています。ここでは数が増し加えられると書かれている。考えてみれば、確かに数が増すということも大切なことです。一人の人が主イエスと出会う。その「一人」という数は、統計的な意味での「1」とは違うと思います。一人の魂。キリストが愛する「一人」という存在。一匹の羊のような一人を、主イエスは心から尊び、喜んでくださる。一人が加えられることには、神の顧みがその背後にあるのです。
そう考えると、やはりこの旧約の御言葉も、愛における成熟ということではないかと思います。一人の人への愛。出会いを喜び、その人の存在を感謝し、愛することで結び合わされる教会。そういう姿がここに見えてくる。そして、私たちの教会をもキリストはそのように育て上げてくださっている。私たちはそう信じているのです。

2024年7月27日の聖句

貧しい人が(主に)永遠に忘れられ、苦しむ人の希望が滅びることは決してない。(詩編9:19) イエスは言われた。「貧しい人々は、幸いである。神の国はあなたがたのものである。」(ルカ6:20) 「貧しい人々は、幸いである」と主イエス・キリストは宣言なさいます。キリスト以外の一体誰にそ...