2025年9月13日土曜日

2025年9月13日の聖句

神に信頼し、恐れることはありません。人間が私に何をなしうるでしょう。(詩編56:12)
こうして、教会はユダヤ、ガラテヤ、サマリアの全地方で平和のうちに築き上げられ、主を畏れて歩み、聖霊に励まされて、信者の数が増えていった。(使徒9:31)

2000年前に教会が生まれてすぐ、キリストを信じる教会に対する迫害が始まりました。その中でも最初の教会は恐れず、歩み続けました。「神に信頼し、恐れることはありません。人間が私に何をなしうるでしょう。」この詩編の言葉の通りに、最初の教会は歩んでいました。
ここで一度立ち止まってわが身を省みると、自分はそのように信じて生きているだろうかと考えないわけにはいきません。最初の教会の人々が受けたような迫害を自分も受けたら、耐えられないのではないかと正直言って思ってしまいます。
しかし考えてみると、初代の教会を構成していた人たちも元はそういう人々でした。ペトロもヤコブもヨハネも、他の使徒たちも、主イエスが十字架にかけられたときには逃げだし、その後も怯えて生きていました。そんな人たちがどうして迫害の中で信仰を保つことのできる人物になることができたのか。
聖書は、聖霊が彼らに降ったからだ、と証言します。今日の箇所でも「聖霊に励まされて」と書いてあります。聖霊なる神様ご自身が力を与え、励まし、教会の歩みが形づくられていきました。
そうすると、怯えてしまう自分には聖霊が降っていないのかな、とも思えてしまいます。しかし、私に神を求める思いが与えられていること、私も僅かでも神を信じていること、たった一言でも「父よ」と祈ったこと、そのすべてが聖霊のお働きです。私にも、あなたにも、既に聖霊は働いておられる。そのことを信じ、私の内に始まっている神の御業を信じ、我とわが身とを神に明け渡したい。神さまの起こしてくださる新しい出来事は、私の気付かぬところで既に私の内にも始まっている、と信じます。

2025年9月13日の聖句

神に信頼し、恐れることはありません。人間が私に何をなしうるでしょう。(詩編56:12) こうして、教会はユダヤ、ガラテヤ、サマリアの全地方で平和のうちに築き上げられ、主を畏れて歩み、聖霊に励まされて、信者の数が増えていった。(使徒9:31) 2000年前に教会が生まれてすぐ、キリ...