2016年6月23日木曜日

詩編第23篇「主が私の羊飼いでいてくださるから」

2節の「青草の原」は原文ではむしろただの草地を指す。青々とした草原ではなく、荒れ地に転々と生えるわずかな茂みだ。そう考えると、これは牧歌的な歌ではない。「死の陰の谷」とも言うとおり、非常に困難な状況を彷彿とさせる。それでもなお「私には何も欠けることがない」のは、主が私の羊飼いでいてくださるから。この方が私のために食卓を整え、ご自分の家に住まわせてくださるから。死の陰の谷や苦しめる者の前でも、もう怖くない。

2025年10月19日の聖句

今週の聖句: 神を愛する者はきょうだいをも愛すべきです。これが私たちが神から受けた戒めです。(1ヨハネ4:21) 今日の聖句: 神よ、沈黙しないでください。神よ、押し黙らないでください。ご覧ください。あなたの敵が騒ぎ立ち、あなたを憎む者は頭をもたげました。(詩編83:2~3) 主...