今日の通読箇所:マタイによる福音書第4章、創世記第3章、詩編第2から3編
創世記3;
「その日、風の吹く頃、彼らは、神である主が園の中を歩き回る音を聞いた。そこで人とその妻は、神である主の御顔を避け、園の木の間に身を隠した。神である主は人に声をかけて言われた。『どこにいるのか。』」(創世記3:8-9)
神は人と女とをエデンの園に住まわせてくださいました。神がお造りになった世界に、神が与えてくださったパートナーと一緒に生きていました。神様が与えてくださった大地を耕し、これを管理するために。
それなのに、神である主との約束を破り、取って食べるなと命じられていた木の実を食べたとき、彼らは神様の御顔を避けるようになってしまいます。とても、象徴的な書き方だと思います。そして、神様の御顔を避けていき始めたとき、お互いの関係も破れてしまいます。
神がお造りになった野の獣である蛇との間にある敵意。女の出産の苦しみ。夫の妻に対する支配。呪われた大地。食べ物を得ようとするのに茨とあざみしか得ることのできない、報われない労苦。そういういろいろな関係の破れは、神様との関係の破れから始まります。
ですから、神様は私たちを取り戻そうと、私たちを探していてくださいます。『どこにいるのか』と。御声に応えて、私たちを求めていてくださる神様の御許へと帰りましょう。
2024年5月13日の聖句
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