2019年2月14日木曜日

2019年2月14日(出エジプト記27〜28)

今日の通読箇所:ローマの信徒への手紙5、出エジプト記27~28、詩編52

出エジプト記27~28;
主の幕屋で働く祭司のための祭服についての指示が、事細かく書かれています。「栄光と美しさを表す祭服(28:2)」と言っているとおり、すばらしく美しい意匠が凝らされていたようです。
特に印象的なのは、イスラエルの各部族の名前が彫りつけられた石です。エフォドと胸当てに、それぞれつけるようです。「二個のカーネリアンを取って、それらにイスラエルの子らの名前を彫りつけなさい。その名のうち、六つの部族の名を第一の石に、残りの六つの部族の名を第二の石に、生まれた順に彫りつけなさい(9,10節)」。「宝石はイスラエルの子らの名に合わせて十二あり、十二部族に従ってそれぞれの名を印章に彫るように彫りつける(21節)」。
そして「裁き胸当てにウリムとトンミムを入れ、アロンが主の前に出るとき、その胸の上にあるようにする。こうしてアロンは、イスラエルの人々の裁きを、主の前で常に胸の上に置いていることになる(30節)」。胸当てにはイスラエルの人々の名前が記され、彼らの名前が主の前に運ばれ、覚えられる。祭司の服はその事実を象徴しているです。
今、私たちが礼拝をするときに、特に牧師がこのような祭服を着ることはありません。教会員の名前が記された宝石を身につけることもしません。それは、私たちの名を神の右におられるキリストが、神様の御前に届けてくださっているからです。今日も、私たちの祭司でいてくださるキリストが覚えていてくださいます。私たちの祈りの生活のために、キリストが私たちの裁きを負ってくださっているのです。

2025年1月25日の聖句

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