2019年2月20日水曜日

2019年2月20日(出エジプト記39〜40)

今日の通読箇所:ローマの信徒への手紙9:19~33、出エジプト記39~40、詩編59

出エジプト記39~40;
幕屋が実際に建てられました。「第二年の第一の月の一日(40:17)」というので、エジプトを脱出してからもう一年が経っていることになります。彼らが初めてもった礼拝施設は、持ち運びできるテントでした。その移動は、神の導きに従います。「イスラエルの人々はいつも、雲が幕屋の上から離れて昇ると、旅立ち、雲が昇らないと、昇る日まで旅立たなかった(40:36-37)」。
雲の柱、火の柱に導かれる私たちの旅の中心は、いつでも神の言葉を聞き、神を礼拝することです。神を礼拝するための準備がここまで重ねられてきました。その準備が終わるまで、彼らは一年間も旅路を進まずにとどまり続けていました。神を礼拝することで、神の民の旅は進んでいくのです。
私たちの一週間も、旅です。一週間の初めの日に神様を礼拝します。そうやって一週間が始まり、私たちのするべきことをし、そしてまた神様の御前に帰って行きます。モーセの時代から続く信仰の旅が、今も続いている。神様は、そんな旅人である私たちのためにも、今も、雲の柱、火の柱によって、旅路を導いてくださっているのではないでしょうか。今、私たちの目に、その雲や火を見ることはできません。しかし神様を礼拝し御言葉に聞く営みの中で、神様は私たちの旅路を導いてくださっています。何よりも、「私は道であり、真理であり、命である(ヨハネ14:6)」と言われるキリストが、私たちの進むべき道となってくださり、天の父の御許へと導いてくださっています。
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宮井岳彦
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