2019年4月29日月曜日

2019年4月29日(ヨシュア記16〜17)

今日の通読箇所:ルカによる福音書7:1~23、ヨシュア記16~17、詩編122~123

ヨシュア記16~17;
ヨセフの一族への土地の分配です。ヨセフ族にはヨセフの二人の息子、エフライムとマナセの名前で相続地が割り当てられました。その中でもマナセ族の一人であるツェロフハドには息子がいませんでした。家名を継ぐお世継ぎがいない。しかし、だからといってツェロフハドの家に相続地が分配されない、ということにはならなかったのです。
ツェロフハドの娘たちの名前が記録されています。「マフラ、ノア、ホグラ、ミルカ、ティルツァ」。彼女たちはヨシュアら指導者たちのところに来て言います。「私たちも兄弟たちの間に相続地を与えるよう、主はモーセに命じておられます(17:4)」。これを聞いたヨシュアは、モーセの主の命令に従って、彼女たちの相続地を与えました。
私たちが聖書を読んですぐに気づくことは、聖書は、とても強力な父権社会を背景に描かれている、ということです。家名も土地も、家の男子が継ぐものでした。女性の名前が記録されていること自体が異例です。しかし、彼女たちは長いものに巻かれずに相続地を与えてくれるように主張しました。その根拠は「主はモーセに命じておられます」と言っているとおり、聖書の御言葉だったのです。
もしかしたら、表面的にしか聖書を読んでいないと、社会の常識や時代の精神、みんなの意見、雰囲気、そういうものに従ってしまい、主の御言葉に従うということが難しくなってしまうかもしれません。私たちは、どのように主の御言葉に聞き、これに従うのでしょう。私たちが最終的に従い、自分の生き方を決定づけるのは、神様の御言葉なのでしょうか。それとも、他の何ものかが我が物顔で私たちの上に君臨すのを許すのでしょうか?

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