2019年4月7日日曜日

2019年4月7日(申命記26〜27)

今日の通読箇所:ルカによる福音書3、申命記26~27、詩編116~117

*これからしばらく、私たちが利用している「一年間 聖書通読日課表」と少し異なる箇所を読み進めます。日課表の7日から14日に指定されている聖書の御言葉が受難週を想定しているためです。日課表で指定された7日からの箇所は、実際に受難週を迎える14日からの一週間に読みます。ご自分の通読については、日課表でもこのメール冒頭の箇所でも、どちらでもお好きな方で進めてください。

申命記26~27;
「主も、今日あなたに向かってこう宣言された。『あなたに告げたように、あなたは主の宝の民となり、すべての戒めを守る。主はあなたに賛美と名声と誉れを与えて、主が造られたすべての国民の上に高く上げる。あなたは、主があなたに告げたように、あなたの神、主の聖なる民となる』(26:18~19)」。
ここで、主なる神様は、もしもあなたが私の戒めをすべて守れば、あなたたちは私の宝の民となるとは言っていなません。「あなたに告げたように、あなたは主の宝の民となり」が先にあるのです。主ご自身が告げてくださいました。あなたを私の宝の民とする、と。神様は、私たちをご自分の宝としてくださっているのです。
それに続けて「すべての戒めを守る」と、平叙文の形で言われています。私たちが主の宝として頂いた、その圧倒的な恵みの素晴らしさに気づいたとき、それが私たちの自然な生き方だ、ということなのではないでしょうか。
私たちが神の宝の民と呼ばれるのは、私たち自身の聖さに見込みがあるからではありません。主が、私たちを聖なる民と呼んでくださったのです。それだけの理由なのです。だから、神様のこの聖なる愛は、すべての人のためのものです。主は、私たちを呪いではなく祝福へと招いてくださっています。私たちを、ご自身の祝福へと招き入れるために、今日も私たちを待っていてくださるのです。

2025年11月2日の聖句

今週の聖句: 何が善で主は何を求めておられるか。公正と慈しみを愛し 行って、謙遜に神と共に歩むことである。(ミカ6:8) 今日の聖句: 多くの国民が主に連なり、私の民となる。(ゼカリヤ2:15) 神が人と共に住み、人は神の民となる。神自ら人と共にいて、その神となる。(黙示録21:...