2019年10月16日水曜日

2019年10月16日(エレミヤ書30〜31)

今日の通読箇所:ペトロの手紙二2、エレミヤ書30~31

エレミヤ書30~31;
「その日が来るーー主の仰せ。私はイスラエルの家、およびユダの家と新しい契約を結ぶ」(31:31)。主が新しい契約を結んでくださる日が来る、と言われます。イスラエルの家、ユダの家と契約を結ぶ日が。何気なくイスラエルとユダが並べられていますが、思えば驚くべき事です。イスラエルはすでに100年以上前に滅んだ国です。いや、ユダもすでに滅んでいます。もう滅んだものたちをもう一度立たせ、神との新しい契約を結ぶ当事者にする、と主は言われます。
「それは、私が彼らの先祖の手を取って、エジプトの地から導き出した日に結んだ契約のようなものではない。私が彼らの主人であったにもかかわらず、彼らは私の契約を破ってしまったーー主の仰せ」(32節)。今日は第30章から読んでいますが、ここにはイスラエルの家、ユダの家の回復について語られています。神の民の回復と救いは、彼らの良い行いや民の決心によっては成し遂げられない、ということではないでしょうか。
「その日の後、私がイスラエルの家と結ぶ契約はこれであるーー主の仰せ。私は、私の律法を彼らの胸の中に授け、彼らの心に書き記す。私は彼らの神となり、彼らは私の民となる。もはや彼らは、隣人や兄弟の間で、『主を知れ』と言って教え合うことはない。小さな者から大きな者に至るまで、彼らは皆、私を知るからであるーー主の仰せ。私は彼らの過ちを赦し、もはや彼らの罪を思い起こすことはない(33,34節)」。主が私たちを赦し、私たちの罪を忘れてくださるのでなければ、どうして私たちは回復されうるのでしょうか。私たちの心に、主への愛と信仰を書き付けて頂くのでなければ、どうして私たちは主に向かって生きることができるのでしょうか。私たちは祈ります。「我らを試みに遭わせず、悪より救い出し給え」と。主ご自身が私たちを救ってください、私たちを憐れんでください。私たちの今日一日が、そのように主に祈りつつ歩む一日でありますように。

2025年7月14日の聖句

(ソロモンの言葉)見よ、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして私が建てたこの神殿などなおさらです。(列王記上8:27) まことの礼拝をする者たちが、霊と真実をもって父を礼拝する時が来る。(ヨハネ4:23) ソロモンが建てた神殿は一体どのような建物だったのでしょ...