2020年12月7日月曜日

2020年12月7日(ヨハネの黙示録7)

ヨハネの黙示録7
この人たちは大きな苦難をくぐり抜け、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。
それゆえ、彼らは神の玉座の前にいて
昼も夜も神殿で神に仕える。
玉座におられる方が、彼らの上に幕屋を張る。
彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく
太陽もどのよう暑さも
彼らを打つことはない。
玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり
命の水の泉へと導き
神が彼らの目から涙をことごとく
拭ってくださるからである。

ここに登場する人々は、あらゆる国民、部族、民族、言葉の違う民から成る数えきれぬほどの大群衆です。数えきれぬほど。しかし、彼らは恐らく4から8節に登場する14万4千人と同じ人たちなのだと思います。誰にも数えきれぬ14万4千人。矛盾していますが、話の流れからするとそういうことなのでしょう。人間には数えられぬ、しかし神は一人一人を覚え、その額に印をつけている。この14万4千という数字を文字通りに限定14万4千人と考える必要はありません。象徴的な数字です。新しいイスラエル12部族を神さまが招集なさる。しかも、神が呼び出す新しい神の民は、あらゆる国民、部族、民族、言葉の違う民から集められます。それは神さま以外には誰にも数えられないのです。
その人たちは、信仰に生き、信仰のために苦難を受け、神を信じて死んだ。そんな無数の人々が献げる賛美が、天に響いています。何と壮大な光景をヨハネは目撃したのでしょうか!私たちの献げている賛美も、この天で響く賛美に連なっている。私はそう信じています。
そして、私たちが味わう神を信じてるがゆえの苦しみや悲しみは、神様ご自身が覚え、慰めてくださいます。「玉座におられる方が、彼らの上に幕屋を張る。」この幕屋が、私たちを守ります。私たちは神さまの玉座の下へと向かう旅を、今生きているのです。
私たちには、悲しみの日もあります。涙を流す日もあります。しかし「神が彼らの目から涙をことごとく拭ってくださる」という約束は、確かです。神ご自身が私の目の涙を拭ってくださる。神がこの涙を乾かしてくださる。私たちの牧者としての神の優しさが、苦しみの中を生きる私たちを支え、助けてくださいます。私たちはキリストのもの。だから、必ず神が私たちを守ってくださいます。

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