2021年2月23日火曜日

2021年2月23日(詩編63)

詩編63
命のあるかぎり、あなたをたたえ
その名によって、手を高く上げよう。
極上の食物にあずかるように
私の魂は満ち足り
唇は喜び歌い、口は賛美の声を上げます。
私が床であなたを思い起こし
夜回りのとき、あなたに思いをはせるなら
あなたは必ずわが助けとなってくださる。
あなたの翼の陰で、私は喜び歌います。(5~8節)

この詩編は生活者の祈りの言葉だなと思います。私たちと同じようにおいしいものを食べれば嬉しいですし、疲れれば床に入って眠りますが、眠っていられない夜もある。そういう毎日の生活の中で神さまを賛美し、神さまを愛して生きる人の祈りの言葉です。
「極上の食物にあずかるように、私の魂は満ち足り、唇は喜び歌い、口は賛美の声を上げます。」とっても良い言葉です。そうやって神さまを喜び、賛美し続けていきたいと願います。満ち足りた魂で賛美を歌う。まるで極上の食べ物を頂いたときのような満ち足りた心で!神さまは心からの喜びを献げることを、嬉しく思ってくださる方です。
「私は床であなたを思い起こし、夜回りのとき、あなたに思いをはせるなら、あなたは必ずわが助けとなってくださる。」夜、床に入ったときに神さまを思う。床に入っていられるときだけではありません。夜、育児や介護のために起きて世話をする。そういうときに下の世話をしながら神さまを呼ぶ。その祈りを神は聞いていてくださって、わが助けとなってくださる。
神さまを信じると生き方が変わる。箸の上げ下げのしかたも変わる。そう言っている人がいました。おいしいものを食べたときのような喜びで神を賛美し、夜寝るときにも夜中に起きるときにも神さまを呼び求める。私たちの生活の隅々までも神さまに献げ、神さまを私たちの生きている場にお迎えする。それが、私たちの祈りです。

2025年7月12日の聖句

主はこう言われる。私は恵みの時にあなたに応え、救いの日にあなたを助けた。(イザヤ49:8) 今こそ待望していた時、今こそ救いの日。(2コリント6:2) 今こそ、と今日の新約聖書の御言葉は言います。「今こそ」です。救いの日は、もう私たちのところへ訪れています。今日、この御言葉を聞い...