2021年6月1日火曜日

2021年6月1日(詩編135)

詩編135
ハレルヤ。
賛美せよ、主の名を。
賛美せよ、主の僕たちよ
主の家に
我らの神の家の庭に立つ人たちよ。(1〜2節)

主の家、神の家の庭に立つ人たちに向かって言います。「賛美せよ、主の名を」と。私たちも神を礼拝するとき、神の御前に祈りを献げるとき、主の家にいます。神の家の庭に立っています。私たちも神を賛美し、主の名を心を合わせてほめたたえます。まことに恵み深い主をほめたたえ、その名の麗しさを喜び、私たちがこの方の宝とされたことを誇ります。私たちは主のもの、その民です。主に養われる羊の群れです。だから、私たちは主を賛美し、神をほめたたえるのです。
この方にまさるものは何もありません。この世にどんなにたくさんの神々と言われるものがあったとしても、主に並び立つものなどありはしない。天と地と海と、そこに満ちるすべてのものをお造りになった方、今もそれらを支配しておられる方。この方を賛美するとき、私たちは世界とつながるのです。

国々の偶像は銀と金
人の手が造ったもの。
口があっても語れず
目があっても見えない。
耳があっても聞こえず
口には息もない。
それを造り、頼る者は皆
偶像と同じようになる。(15~18)

天と地と海をお造りになった神に対し、偶像は人間が作ったものに過ぎない。語ることも見ることも聞くことも息をすることさえもできない。いちばんの問題は「それを造り、頼る者は皆、偶像と同じようになる」ということです。偶像に頼れば偶像のようになる。言葉を失い、見ることも、聞くこともできない。息もできなくなる。言葉から言葉としての意味を失われ、見たいものしか見ず、聞きたい言葉しか聞こうとしない。最後には息も詰まってしまう。そういう現代社会の姿をここに見ないわけにはいかないと思います。今こそ神に立ち帰り、神の前にへりくだり、神を礼拝する。それこそ、私たちが人間らしく生きる道なのです。

2024年4月18日の聖句

シオンに住む者よ、叫び声を上げて、喜び歌え。 イスラエルの聖なる方は、あなたのただ中にいます偉大な方。(イザヤ12:6) 言は肉となって、私たちの間に宿った。私たちはその栄光を見た。(ヨハネ1:14) 「イスラエルの聖なる方は、あなたのただ中にいます」と、聖書は言います。私たちの...