2021年10月18日月曜日

2021年10月18日の聖句

神は言われる:苦難の時には私を呼べ、そうすれば私はあなたを助け出し、あなたは私を称える。(詩編50:15)
あなたがたの一切の心配を神に委ねなさい、神があなたがたを心にかけておられます。(1ペトロ5:7)

私たちの神さまは本当に優しい方です。私たちに並々ならぬ関心を持っていてくださいます。「苦難の時には私を呼べ」と神さまは言われます。私たちが苦難に襲われていないか、心配していないか、悩んだり苦しんだりしていないか、神さまはそういうことを心にかけて、もしも私たちが苦難の中で神を呼んだときには、私たちを放っておかずに助けてくださるのです。「苦難の時には私を呼べ、そうすれば私はあなたを助け出」す、と神さまは言われるのです。
セルフネグレクトという言葉があります。ネグレクトというと、よく育児放棄を射して遣われることが多い言葉になりました。親が子どもを育てることを拒んでしまう。虐待の一つです。それがセルフネグレクトということになると、自分への関心を持たない、自分を大切にしようとしない、自分を愛することを放棄してしまうという。具体的には不潔や不衛生、治療やケアの放置、地域での孤立などが挙げられています。そこまで極端にならずとも、実際のところそういう傾向を持つ人は少なくないのかもしれません。自分を大切にすることに罪悪感を覚えてしまったり、自分にどうしても関心が向かなかったりしてしまうのです。
神さまは、例え私が私を愛することができなくなってしまったとしても、私に関心を持ち続けておられます。神さまは、私が私を大切にするよりももっと深く、もっと豊かに、私を愛してくださっています。例え私が私を捨てたとしても、神さまは私を捨てることがないのです。だから、「あなたがたの一切の心配を神に委ねなさい」と聖書は言います。それは「神があなたがたを心にかけておられ」るからです。
「苦難の時には私を呼べ、そうすれば私はあなたを助け出し、あなたは私を称える。」私たちの賛美は、苦難の中から献げる祈りに耳を傾け、私たちを助けてくださるお方に向かいます。祈りに耳を傾けてくださる神さまが、私という存在の基盤となってくださるのです。

2025年1月10日の聖句

(主の言葉)彼らが私を畏れ、私のすべての戒めを守る心をいつも自分の中に持ち続け、彼らもその子孫も、いつまでも幸せであるように。(申命記5:29) あなたがたに新しい戒めを与える。互いに愛し合いなさい。私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。あなたがたの内に...